ワークフローテンプレート

よく使うコマンドの流れをまとめてコピーできます。

日常作業

朝の作業開始

毎日

作業開始時にリモートの最新状態を取得する

1
最新を取得
git fetch origin
リモートの状態を確認
2
mainを最新に
git pull origin main
mainブランチを更新

作業の保存とプッシュ

基本

変更をコミットしてリモートに送信する基本フロー

1
状態確認
git status
変更ファイルを確認
2
ステージング
git add .
全ての変更を追加
3
コミット
git commit -m "変更内容"
メッセージは具体的に
4
プッシュ
git push origin main
リモートに送信

ブランチ作業

feature branch 開始

開発

新機能開発用のブランチを作成して作業を始める

1
mainを最新に
git checkout main && git pull origin main
最新の状態から分岐
2
ブランチ作成
git switch -c feature/機能名
命名規則に従う
3
初回プッシュ
git push -u origin feature/機能名
-u で追跡設定

feature branch 完了

開発

機能開発が完了し、mainにマージする

1
mainを最新に
git checkout main && git pull origin main
コンフリクト防止
2
featureをマージ
git merge feature/機能名
コンフリクトがあれば解決
3
プッシュ
git push origin main
マージ結果を送信
4
ブランチ削除
git branch -d feature/機能名
ローカルを削除
5
リモート削除
git push origin --delete feature/機能名
リモートも削除

hotfix 対応

緊急

本番の緊急バグ修正

1
hotfixブランチ作成
git checkout main && git switch -c hotfix/バグ名
mainから分岐
2
修正をコミット
git add . && git commit -m "hotfix: バグ修正内容"
hotfix:プレフィックス
3
mainにマージ
git checkout main && git merge hotfix/バグ名
即座にマージ
4
プッシュ
git push origin main
本番に反映
5
ブランチ削除
git branch -d hotfix/バグ名
後片付け

トラブル対応

コミット取り消し(変更は残す)

復旧

直前のコミットを取り消すが、変更内容は保持する

1
コミット取り消し
git reset HEAD~1
変更はワーキングディレクトリに残る
2
状態確認
git status
変更が残っていることを確認

ローカルをリモートに強制同期

危険

ローカルの変更を全て破棄してリモートと同じ状態にする

1
最新を取得
git fetch origin
リモートの状態を取得
2
強制リセット
git reset --hard origin/main
全ての変更が消える!
3
未追跡ファイル削除
git clean -fd
必要に応じて実行

マージコンフリクト解決

トラブル

コンフリクトが発生した場合の対処

1
コンフリクト確認
git status
Unmerged pathsを確認
2
ファイル編集
# エディタでコンフリクト箇所を修正
<<<<< ===== >>>>> を解決
3
解決をステージング
git add <解決したファイル>
修正完了を通知
4
マージコミット
git commit
メッセージは自動生成

作業の一時退避

便利

作業中の変更を退避してブランチを切り替える

1
変更を退避
git stash
全ての変更を退避
2
ブランチ切り替え
git checkout <other-branch>
他の作業を実施
3
元のブランチに戻る
git checkout <original-branch>
作業再開
4
退避を復元
git stash pop
変更を戻す

初期設定

Git初期設定

設定

新しい環境でGitを使い始める際の設定

1
ユーザー名設定
git config --global user.name "Your Name"
自分の名前
2
メール設定
git config --global user.email "your@email.com"
GitHubと同じが推奨
3
設定確認
git config --list
設定内容を確認

新規リポジトリ作成

開始

ローカルプロジェクトをGit管理下に置く

1
Git初期化
git init
.gitフォルダが生成
2
初回コミット
git add . && git commit -m "Initial commit"
最初のコミット
3
リモート追加
git remote add origin <url>
GitHubリポジトリURL
4
初回プッシュ
git push -u origin main
ブランチ名に注意